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ホーム> 報道・広報> 報道発表資料> 2019年10月> 「子どもの虐待防止推進全国フォーラム in とっとり」~子どもたちの未来のためにつなぐ確かな絆~

 

令和元年10月2日
【照会先】
子ども家庭局家庭福祉課虐待防止対策推進室
室長補佐         國松 (内線4892)
自治体支援係長     後藤(内線4898)
(代表電話) 03-5253-1111

 

報道関係者各位

 

「子どもの虐待防止推進全国フォーラム in とっとり」~子どもの未来のためにつなぐ確かな絆~を開催します

令和元年11月16日(土)・17日(日)開催

 厚生労働省では、毎年11月を「児童虐待防止推進月間」と定め、児童虐待問題に対する社会的関心の喚起を図るため、集中的な広報・啓発活動を実施しています(平成16年度から実施)。
 令和元年度も、この取組の一つとして、児童虐待問題に対する理解を国民一人一人が深め、主体的な関わりを持てるよう、「子どもの虐待防止推進全国フォーラム in とっとり」を鳥取県倉吉市で開催します。
 事前にお申し込みいただければ、どなたでも参加できます(参加費無料)

 

 

1.主催及び共催
  主催:厚生労働省
  共催:鳥取県、倉吉市、三朝町、湯梨浜町、北栄町、琴浦町

2.開催日時
  令和元年11月16日(土) 13:30~17:30
  令和元年11月17日(日) 9:00~12:45

3.会場及び参加定員
  倉吉未来中心(鳥取県倉吉市駄経寺212ー5)
  参加定員:600名程度(基調講演、音楽会)、400名程度(分科会会場合計)

4.参加費
  無料

5.プログラム ※手話通訳あり
  ○開場・受付開始(11月16日 12:30~)
   
  ○開会式(11月16日 13:30~)
   ・開会挨拶(主催者及び共催者代表)
   ・令和元年度児童虐待防止推進月間標語最優秀賞(厚生労働大臣賞)の授与
    「189(いちはやく) ちいさな命に 待ったなし」石居 くるみ氏(東京都)作品
  
  ○基調講演(11月16日 14:00~16:00)
   「虐待の影響について考える~子どもたちが力強く成長するためにできること~」
   講師:オルガ・R・トゥルヒーヨ氏(米国弁護士・コンサルタント)
   《プロフィール》
    幼少期から十代にかけて、父や兄から性的虐待を受け、DID(解離性同一性障害)を発症。自分が細かく別れて存在している感覚が長く続き、人との信頼関係を築くのが難しかった。その後、よきパートナーを得て回復。「ジェンダーにもとづく暴力(女性に対する暴力)」防止の社会活動に立ち上がり、弁護士としてDV、子どもの虐待、性暴力被害、そしてトラウマの影響に関する取り組みに関わる。世界各地で講演会を開き、数々の栄誉ある賞を受賞。DIDを抱える多くの仲間のために、DIDへの理解をすすめようと取り組む。米国司法省において司法計画局の法務顧問および犯罪被害者支援室の弁護士等として35年以上活躍。トラウマが性暴力、DV、児童虐待や人身売買のサバイバーにどのような影響があるのか、理解を深めるために国内外での講演や執筆活動中。
現在、パートナーのケイシ-、犬たち、猫たちとともに、ウィスコンシン州の農場で暮らしている。  

  ○いのちを考える音楽会(11月16日 16:15~17:30)
   「語りと歌」
   演奏:村上 彩子氏(ソプラノ歌手)
   《プロフィール》
   幼少期、教員である両親からスパルタ教育を受けると同時に、父親からは強い暴力、母からは酷い暴言を受けて育つ。大阪音楽大学卒業後、働きながら東京藝術大学声楽科を7回受験し合格を果たす。DVの後遺症を抱え、生死を彷徨いながらも挫折と絶望を乗り越えた体験に基づき、命の大切さを「語り」と「歌」によって聴衆に伝え続けている。
 
  ○分科会(4分科会構成)(11月17日 9:00~11:30)
   〔第1分科会〕
   「被害者支援を考える ~被害者が真に望む支援とは~」
   概要 : 被害者支援は、支援を受ける側と行う側の協力関係で成立し、一方的な支援は場合によっては被害者を追い詰める場合もある。虐待被害経験者からの意見を基に「被害者が真に望む支援」について考える。
   《コーディネーター》
   西井 啓二氏(NPO法人子どもの虐待防止ネットワーク鳥取常務理事)
   《パネリスト》
   オルガ・R・トゥルヒーヨ氏(米国弁護士・コンサルタント)
   村上 彩子氏(ソプラノ歌手)
   山本 潤氏(一般社団法人Spring代表)
 
   〔第2分科会〕
   「司法面接の現状と課題 ~今後の司法面接のあり方~」
   概要 : 正確な事実を子どもにとってできる限り少ない負担で子どもから聞き取るための面接手法である「司法面接」についてその概要を説明し、「司法面接」とその前提となる「多機関連携」の課題について、鳥取県内の現状と全国的な流れの比較検討を踏まえて、司法・福祉・医療のそれぞれの立場のパネリストがディスカッションを行い、子どもにとってより良い「司法面接」と子どものための専門機関の連携を考える。
   《コーディネーター》
   大田原 俊輔氏(弁護士法人やわらぎ 鳥取事務所代表)
   北野 彬子氏(きたの法律事務所 弁護士)
   《パネリスト》
   飛田 桂氏(ベイアヴェニュー法律事務所 弁護士)
   片桐 千恵子氏(博愛病院 産婦人科部長)
   検察官(調整中)
   石橋 弥雪氏(鳥取県米子児童相談所 参事)
   小松原 慶一氏(鳥取県米子児童相談所 児童心理司)
 
   〔第3分科会〕
   「医療と多機関連携 ~子ども虐待予防と多機関連携で子どもの未来を守る~」
   概要 : 香川(高松)、大分(中津)、静岡(浜松)での子ども虐待予防と多機関連携の取り組みの実践から、子どもの未来を守る医療と多機関連携・協働による子どもを虐待死させない包括的支援システムの構築を考える。
   《コーディネーター》
   石谷 暢男氏(鳥取県小児科医会 会長)
   《パネリスト》
   井上 登生氏(医療法人 井上小児科医院 院長)
   山崎 知克氏(浜松市子どものこころの診療所 所長)
   木下 あゆみ氏((独)国立病院機構四国こどもとおとなの医療センター 小児アレルギー科医長 育児支援対策室長)
 
   〔第4分科会〕
   「地域支援(拠点と他機関連携) ~子どもを守るしくみづくり~」
   概要 : 子どもを守るためにはどうすればよいのか?目黒、野田、札幌、鹿児島等、虐待死事件の報道が途切れることはない。果たして現場では何がどうなっているのか?事件の度に「情報共有」や「連携」に課題があると指摘されるが、本当に議論すべきはその先の具体論である。壁があるとされる保健、福祉、教育等の現場で真摯に児童虐待に向き合ってきた職員たちと本音で語り合い、子どもを守るしくみづくりについて会場全体で考える。
   《コーディネーター》
   鈴木 秀洋氏(日本大学准教授)
   《パネリスト》
   高橋 絵美氏(中津市子育て支援課 主査)
   鈴木 智氏(南房総市教育委員会こども教育課支援係 教育相談センター長)
   林 和子氏(山口市子ども未来部保育幼稚園課 やまぐち子育て福祉総合センター長)
   三谷 裕之氏(鳥取市健康こども部次長兼こども家庭相談センター所長)
 
  ○全体会(11月17日 11:30~12:30)
   各分科会の代表者が議論を発表し、全体のまとめを行う。
   《司会進行》
   小谷 昭男氏(鳥取県子育て・人財局家庭支援課長)
   《報告者》
   第1分科会:西井 啓二氏
   第2分科会:北野 彬子氏
   第3分科会:石谷 暢男氏
   第4分科会:鈴木 秀洋氏
   《オブザーバー》
   柴田 拓己氏(厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課虐待防止対策推進室 室長)
 
  ○閉会式(11月17日 12:30~12:45)
 

6.参加申込方法
  以下の方法でお申込みください。
  (1)電子申請フォーム(パソコン・携帯電話からのお申込み)
     下記アドレスにアクセスし、入力フォームに必要事項を入力の上、お申込みください。
     ※以下の端末及びブラウザはアクセスできません。
      ・携帯電話(フィーチャーフォン)のほとんどの機種
      ・Internet Explorer 10 以下
    【URL】
    とっとり電子申請サービス(鳥取県)
    
  (2)郵送またはFAX
     参加申込書に必要事項を記入の上、下記の送付先に郵送またはFAXでお申込み下さい。     【郵送先】
     〒680-8570 鳥取県鳥取市東町一丁目220番地
     鳥取県子育て・人財局家庭支援課あて
     【FAX】
     0857-26-7863
 

7.申込締切
  令和元年11月1日(金)
 
8.参加証の交付
  ご本人様宛に参加証を送付いたします。
  当日はこの参加証をお持ちください。
  ※ 11月11日(月)までに参加証が届かない場合には、事務局までお問い合わせください。

 
9.その他
  ・ 当日は会場において、1歳~7歳までのお子様をお預かりします。(定員10名、先着順、無料)。
     託児のご希望がある場合には、参加申込書または電子申請フォームにて、事前にお申込みください。
     ※ フォーラム当日のお申込みはできません。
         ※ 飲み物(お茶・ミルク)、食べ物(おやつ・食事)、おむつ、昼寝用の布団等必要なものは各自で持参してください。
         ※ 当日、体調の悪いお子様はお預かりすることができません。アレルギー等がある場合は、事前にお知らせください。
 
 
 

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